2015年の「土用の丑の日」は、7月24日(金)と8月5日(水)です。

・あれ、「土用の丑の日」って1日だけじゃないの?
・なんで「土用の丑の日」にウナギを食べるの?
・「どようの丑の日」なのに、7月24日も8月5日も土曜じゃないよ。

今日は、皆さんのこんな疑問にお答えしたいと思います!

 

 

・「土用」って何のこと?

Webサイト「明日のネタ帳」さんの説明がすごく分かりやすいので、一部引用させて頂きます。

 

そもそも土用の「土」は、五行説の「木・火・土・金・水」の「土」のことです。

木・・・春
火・・・夏
金・・・秋
水・・・冬
土・・・季節の変わり目

を表しています。

つまり、「土用」とは、季節の変わり目のことなのです!

 

<土用>
立春(2/3or4or5)の前約18日間:1/17~2/3頃
立夏(5/4or5or6)の前約18日間:4/17~5/4頃
立秋(8/6or7or8)の前約18日間:7/20~8/6頃
立冬(11/6or7or8)の前約18日間:10/20~11/6頃

 

一般的に『土用の丑の日』といわれているのは、夏のやつです。つまり
立秋(2015年だと8月8日)の18日前の期間です。

土用の期間

 

ちなみに余談ですが、これも土用です。
土用スコップ

これは土用のスコップですね(土をすくうためのスコップ)。ごめんなさい・・・

 

 

・「丑の日」って何のこと?

十二支の「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、兎(う)・・・」の丑のことです。

この十二支は、『今年の干支』というように、年を数えるときに使われるだけでなく、
方角や、月、そして日にちを数えるのにも使われるのです。まあ、ほとんどの人は日付を数えるのに十二支を使わないと思いますが(笑)

丑の日

 

ちなみに余談ですが・・・

丑←この字は、ペンギンに似てませんか?

丑丑丑丑丑、丑、丑、・・・ペンギンの群れに見えます笑。一度ペンギンだと思うと、もうペンギンにしか見えない・・・

 

 

・「土用の丑の日」とは

つまり、約18日間の『土用』の期間のうち、12日周期で割り当てられている十二支が『丑』の日が、『土用の丑の日』なのです。

土用の丑の日

これで、「土用の丑の日」が2日間ある理由が分かりましたね!!

ちなみに2015年の土用の丑の日(夏以外も含める)は以下になります。

  • 冬:1月13日(火)、1月25日(日)
  • 春:4月19日(日)
  • 夏:7月24日(金)、8月5日(水)
  • 秋:10月28日(土)

 

 

・なぜ「土用の丑の日」にウナギを食べるの?

由来については諸説ありますが、一番有名なもの(プラス私の推測)をお話します。

<平賀源内による発案>

平賀源内さんは、エレキテル(摩擦を利用した静電気発生装置)を発明(初めて修理に成功)した、江戸時代の天才です。

ある日、ウナギ屋さんが平賀源内に相談しました(以下、推測)。

 

ウナギ屋「源内さん、ウナギは冬が旬だから、夏はウナギ売れないよ、困った。なんか良い方法ない?」

源内「そんなん知るかいな、自分で考えなさい。なんでウナギのことを俺に聞くんだ!」

ウナギ屋「源内さんと言えばエレキテルでしょ。エレキテル⇒電気⇒電気ウナギ⇒ウナギってことで、源内さんはウナギの専門家と言っても過言ではない」

源内「ものすごいこじつけだー。まあいい、おれは天才だからウナギを売ることもできる」

ウナギ屋「さすが源内さん。で、どうしたらいいの?」

源内 「“本日、土用の丑の日”という張り紙を店に貼りなさい」

ウナギ屋「・・・は?」

源内「いや、だから、”本日、土用の丑の日”という貼り紙を貼れと言っている」

ウナギ屋「なんで?どういう意味?」

源内「そんなん知らん!丑の日は「う」で始まる食べ物を食べた方がいい、とか、ウナギを食べると体に良い、とか、適当に理由付けしたらええがな」

ウナギ屋「はあ、分かりました(天才の言うことはよく分からないな・・・)」

 

ウナギ屋は店に帰り、半信半疑ながら、”本日、土用の丑の日”という貼り紙を店の前に貼りました。

客「大将、この貼り紙、どういう意味?」

ウナギ屋「よう分からんけど、源内さんが、今日ウナギ食べた方がいい、って言うてましたんや」

客「あの源内さんが??ほな、ウナギ食べよか」

 

という感じになり、まさかのウナギ屋が大繁盛!!
他のウナギ屋も真似するようになり、「土用の丑の日にウナギを食べる」ということが一大ブームになったのでした!

 

数百年経った今でも、このブームが続いていると考えると、すごいことですね!

 

 

・ウナギとアナゴの違いは?

土用の丑の日は、ウナギ食べたいけど、正直、高いですよね。高級品すぎて、食べたくても、なかなかウナギには手を出せません。安くて、ウナギに似てるものないかな・・・・

ウナギとアナゴの寿司

ウナギとアナゴ、パッと見、似てます!
ぼーっとしてる人になら、ウナギの代わりにアナゴ出してもバレなさそう。

 

<ウナギとアナゴの栄養の違い>

そこで、ウナギとアナゴの栄養(可食部100gあたり)の違いを調べてみました。

 

三大栄養素とカロリーの比較
ウナギとアナゴ 三大栄養素

炭水化物とタンパク質は同じくらいですが、脂質は圧倒的にウナギが多いです!
脂質が多いからこそ、カロリーも高めになってます。

「アナゴの天ぷら」はよく聞くのに「ウナギの天ぷら」がないのは、ウナギが脂質が多くて天ぷらに不向きだからです。

 

ミネラルの比較
ウナギとアナゴ ミネラル

カルシウムはウナギのがかなり高いですが、
鉄、ナトリウム、カリウムはアナゴが高めです。

 

ビタミンの比較
ウナギとアナゴ ビタミン

ビタミン類は、全体的にウナギが高いですね!
疲労回復に効果的なビタミンB群もウナギは多く、「ウナギは夏バテに効果的」と言われるのも分かります。

 

アミノ酸組成の比較
ウナギとアナゴ アミノ酸

ウナギとアナゴ、アミノ酸組成はほぼ同じです。
アミノ酸は、うま味成分が含まれていることもあり、味に影響を与えやすいファクターなのですが、アミノ酸の組成がほぼ同じであることから、ウナギもアナゴも、タンパク質としての味はほぼ同じということが分かります。

 

 

まとめ

ウナギは、アナゴと比較し

①脂質が多い
②ビタミンが多い

ということですね!

ちなみに、ウナギとアナゴ、味としてはほとんど「脂質」の違いだけなので、アナゴに油(オリーブオイルなど)を垂らすとウナギっぽくなるかもしれません!誰か試してみてください(笑)

 

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本日のまとめ

・「土用」とは、「季節の変わり目」のこと
・ウナギはアナゴよりも「脂質」と「ビタミン」が多い
・今年の「土用の丑の日」は、私の誕生日でもあります
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