皆さん、「みりん」って何のことなのか、正確に説明できますか?

「そんなの簡単じゃん、首の長い動物のことでしょ?」と答えたあなた、それは「キリン」です。素敵なボケありがとうございます。

「みりんって聞いたことはあるけど、正直、厳密には何のことかよく分からないや」という方も多いのではないでしょうか?

そんな方のために、今日は、みりんについて勉強しましょう!

 

 

 

「みりん」は、お酒?

結論から言うと・・・みりんは、お酒の一種です!!

 

みりんは、「もち米」「米麹」「アルコール」を熟成させて造ります。

みりんは、戦国時代から「甘味のあるお酒」として日本人に愛されてきました。そして、江戸時代後期から、鰻のタレやそばつゆ等に使われ、徐々に家庭用の調味料として普及していきました。控えめに、でもきっちりと料理の味わいを深めてくれる、日本料理に欠かせない調味料の一つです。

※米麹って何?という方は、こちらの記事を参照

 

 

「みりん」はお酒だから、ビールと同じくらい酒税が掛かるの?

みりんは、お酒の一種なので酒税が掛かります。

しかし、みりんは他のお酒に比べて税率はとても低く、ビールと比べると10分の1以下です!!
(1リットルあたり、ビールは酒税220円に対し、みりんはなんと20円!)

※ビール、発泡酒、第3のビールの違いについてはこちらをご参照ください。

 

 

「みりん」「みりん風調味料」「発酵調味料」の違いは?

みりんは、他のお酒と比べて安いとはいえ、酒税が掛かります。

「調味料なのに酒税かかるのイヤだよ!酒税か掛からない、みりんっぽい調味料があったら便利だなあ」という皆さんのご要望(?)に応えるべく、みりん風調味料や発酵調味料が生まれました。

<みりん>※他と区別するため「本みりん」と表記されることが多い

もち米、米麹、アルコールから作られます。
料理に甘味、うま味を付与するだけでなく、消臭、風味付けなど様々な効果があります。

 

<みりん風調味料>

ブドウ糖や水あめに、うまみ成分(グルタミン酸等)や香料を加えたものです。
みりんに似せた甘味料で、アルコール分は1%未満しかありません。

みりんと比較しアルコールが含まれていないため、アルコールの調理効果は期待できません!!

 

<発酵調味料>

もち米、米麹、アルコールを発酵させた後に、塩を加えて、塩分を約2%にした(飲用できなくした)ものです。

みりんと比較し塩分が含まれているため、他で塩分量を調整する必要があります!

 

 

 

みりんを入れると、どんな効果があるの?

みりんには、糖分とアミノ酸が豊富に含まれているため、料理に甘味とうま味を付与します!

「甘味とうま味を付与するだけなら、砂糖とうま味調味料を入れたら良くね?」と思ったあなた、ごもっともです!!
みりんには、この他にも、いろんな機能があります!

主な機能を3つご紹介します!

1.テリとツヤを出す

みりんに含まれる様々な糖分が、食材の表面に、テリ(テリー伊藤のことではない)、ツヤをつけます。

 

2.煮崩れ防止

みりんに含まれる糖分とアルコールには、デンプンの流出を防ぐ効果があり、食材のうま味成分の流出を防きます。

 

3.肉や魚の消臭

みりんに含まれるアルコールが素材にしみ込み、熱が加わって蒸発するときに、肉や魚の臭みも一緒に飛んでいくことで、食材の臭みを消す効果があります。

 

 

以上、今日は「みりん」のお話でした!!みりん、食べたくなってきましたね。

 

ちなみに余談ですが、うちの実家では、「みりん」をとてもよく使います。

「このお菓子、食べてみりん」
「面白いテレビ番組あるよ、見てみりん」
「とりあえず、やってみりん」

最近は、あまり「みりん」を使わなくなっちゃってたので、この機会に、これからどんどん使っていきたいと思います!

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本日のまとめ

・「みりん」は、お酒の一種
・「みりん風調味料」はアルコールがなく、「発酵調味料」は塩分が多い
・「みりん、入れてみりん」は愛知県人(三河地方)の鉄板ギャグ

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参照:全国味淋協会HP
参照:素材よろこぶ 調味料の便利帳