冬ですね!

寒い日には鍋料理を食べたくなります。
今夜は何の鍋を作ろうか?と悩む方も多いのではないでしょうか。

ただ、いつもとは違う鍋を作ろう!と思っても、
鍋は種類が多すぎて、そもそも何から選んだら良いかがわからない!
という人もいると思います。

そこで本日は、鍋料理をわかりやすく分類し、一覧化したものをご紹介します!

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みかくん「なんか久々に登場した気がするよ」

ミカさん「このサイトのサブタイトルが、”世界一面白く味覚を学べるサイト”ってなってるのに、最近は真面目な記事が多すぎるわね」

みかくん「これからはどんどん僕たちが登場しないといけないね!」

ミカさんただ私たちが登場した方がつまらなくなるという噂もあるわ

みかくん「・・・。今日は鍋の話だね!」

ミカさん「冬といえば鍋よね。私は鍋が好きだわ」

みかくん「気が合うね!僕も鍋好きだよ!やっぱりあのフォルムがいいよね。ステンレスのもいいし、土鍋タイプも好きだよ」

ミカさん「調理器具としての鍋の話じゃないわ」

みかくん「えっ!鍋ってほかにもあるの?」

ミカさん「冬といえば鍋って言ってるんだら察しないといけないわね」

みかくん「あ、もしかして、なべやかんの話?」

ミカさん「1991年の冬に替え玉受験で話題になったお笑い芸人の話をするわけないわ」

みかくん「ちょっと話が古すぎたかな」

ミカさん「そろそろ令和に対応すべきね」

 

ちょっと軌道修正が不可能になったのでこのあたりで本題に入ります。

 

 

鍋料理は本当に種類が豊富で、一説には100種類以上もある、とも言われています。

ただ、そのせいか、なんとなく全体を網羅した分類というものが
十分に整理されていない状況のように感じましたので、

今回、日本味覚協会独自の切り口で、鍋料理の分類を行ってみました。

 

鍋料理の分類表はこちら!

鍋料理を、
「だしの濃さ」、「だしの種類」、「食材」、「地域」
の4つの観点から分類してみました。

 

 

だしの濃さによる分類

 

水から作る

水で煮て(昆布は入れる)、
取り分けてからポン酢やゴマダレなどで味をつけるような鍋です。

例として、湯豆腐やちり鍋、水炊き、などが挙げられます。

 

うす味で作る

薄味のだしで煮るタイプです。

(ここで言うだしとは、主にしょうゆやみりんを使ってご自宅で作ることができるようなものをイメージしています)

 

例としては、おでんや寄せ鍋などが挙げられます。

 

濃い味で作る

水分が少な目で、濃い味付けのつゆで煮るタイプです。

例としては、すき焼きが挙げられます。

すき焼きは、取り分けた後にたまごをつけダレとして食べるのが特徴的ですね。

 

過去にテレビ番組「家事ヤロウ!!!」に出演させていただいた際に、
すき焼きの割り下を再現レシピを検討させてただいたことがあるのですが、
その際にも、醤油の味など、全体的な味付けをかなり強くした記憶があります。

※参考記事:人気のロケ弁を再現!グルメ科捜研!~「家事ヤロウ!!!」に出演~

 

 

だしの種類による分類

 

うま味 系

最近ではいろいろな鍋のだしが市販されるようになりました。

だしの種類は多種多様ですが、まず「うま味」タイプのものが挙げられるのではないでしょうか。

※参考記事:味の分類~5つの基本味「五味」~

 

例としては、味噌鍋やとんこつしょうゆ鍋、などです。

 

酸味 系

基本五味のうち、「うま味」は鍋のだしとしてはオーソドックスな味と言えますが、

最近では「酸味」を含むだしも人気を博しています。

例として、トマト鍋やレモン鍋が挙げられます。

もしかしたら人によって好き嫌いが分かれる味かもしれませんね。

 

辛味 系

現在は第4次激辛ブームと呼ばれるほど、高い水準で人気を誇る辛味の鍋です。

参考記事:激辛ブームの理由は?~テレビ朝日「グッド!モーニング」にて解説しました~

参考記事:辛味の基礎知識~「ホット系」唐辛子と「シャープ系」ワサビの違いは?~

 

キムチ鍋やチゲ鍋、火鍋等の名称で親しまれています。

 

乳 系

乳成分を含む味です。
※基本五味ではありませんが、「カルシウム味」と呼ばれる味があります。

例としては、豆乳鍋やチーズ鍋が挙げられます。

 

 

食材による分類

 

だしではなく、使用される食材が鍋の名称となっている場合があります。

肉系では、モツ鍋や豚バラ鍋などが挙げられます。

 

魚介類

魚介類をメインの食材とした鍋の場合は、海鮮鍋、牡蠣鍋、蟹鍋、などと呼ばれます。

 

 

地域による分類

 

郷土料理としての鍋

その地域に伝統的に伝わる料理として、だしや食材などが(ある程度)定められている鍋です。

例としては、石狩鍋(北海道)、きりたんぽ鍋(秋田)、ほうとう(山梨)などが挙げられます。

 

 

 

以上、本日は鍋の種類を「だしの濃さ」「だしの種類」「食材」「地域」によって分類してみました!

鍋を作るときなど、是非ご参考にしてください!

 

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本日のまとめ
・鍋は多種多様。分類をしてみました!
・鍋やだしの濃さや種類、食材、地域によって分類できます。
・最近無印良品で売っている「火鍋」にハマっています。
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