「おごってあげる」と上司に誘われランチにきました。
上司が日替わり定食(800円)を頼んだとき、あなたは何を注文しますか??
上司や先輩の「おごり」で一緒に食事をする際、
上司や先輩の頼んだものより高い物を注文していいのか、
あるいは同じもの頼むべきなのか、、
いやいや安いものを選ばないといけないのか、、、
悩んだ経験がある方は多いのではないでしょうか。
この問いに対する明確な答えはないと思いますが、
世の中の常識として、どんな答えが多数派なのかは知りたいところですよね!
そこで、一般社団法人日本味覚協会が過去に実施した
アンケート調査(有効回答者数:375名)の結果を紹介します。
【設問】
「おごってあげる」と上司に誘われランチにきました。
上司が日替わり定食(800円)を頼んだとき、あなたは何を注文しますか??
【選択肢】
・上司の値段(800円)以下で好きなものを選ぶ(例:ざるそば 700円)
・上司と同じものを注文する(日替わり定食 800円)
・好きなものを選ぶけど1,000円以内には抑える(例:カツカレー 980円)
・気にせず好きなものを注文する(例:海鮮丼 1,500円)
第1位は、「上司と同じものを注文する(日替わり定食 800円)【38%】」でした!
上司がどんな価値観の人だとしても、
同じものを注文しておけば間違いはないですからね。
日本人的と言いますか、、
食への好みよりも調和を優先する人が多いということでしょうか。
第2位は、「上司の値段以下で好きなものを選ぶ(例:ざるそば 700円)【34%】」。
食べたいものはチョイスするけど、上司が頼んだものよりは安いものから選ぼうという姿勢です。
確かに日替わり定食(800円)よりはざるそば(700円)が食べたいとき、ありますよね。
安いものを選んでるわけなので上司から文句を言われることはなさそうだし、
しかも自分が食べたいものを選べるわけだから、
こっちの方が支持が多そうなのに、
これが2位で、「上司と同じもの」が1位というのはなんだか不思議ではあります。
ただたまに、ほんとにざるそばが食べたいのに、
「遠慮してる?遠慮してるでしょ?好きなもの選んでよ?遠慮しないで!」
と親切心を発揮してくる方もいらっしゃるので、
そういうやりとりがめんどくさくて、「じゃあ同じ日替わり定食でいいです」
という感じで「上司と同じもの」が1位なのかもしれません。
第3位は、「好きなものを選ぶけど1,000円以内には抑える(例:カツカレー 980円)【22%】」。
まぁランチだし1,000円は超えたらいけないかな、とは思うけど、
上司の頼んだ値段(800円)を基準にはせず、基本的に好きなものを選ぶ、という判断ですね。
ちなみに筆者はこれを選択しまして、、
これが多数派でしょ!と思っていたら結構な少数派で驚きました!
注文すべき金額の基準は、
「上司が頼んだものの値段」に合わせたほうが無難、と考える人が多いんですね。
最下位は、「気にせず好きなものを注文する(例:海鮮丼1,500円)【6%】」。
どうしても海鮮丼が食べたいときってありますよね。
せっかくのランチなんだからそのときに食べたいものを注文したい!
という気持ちはすごくよくわかります。
しかし上司が800円なのに自分が1,500円はさすがに気が引けます。
本音としては
「800円だけおごってもらって、、差額は自分で払うんで海鮮丼頼んでいいですか」
って言いたいときがありますが、
それを言うとさらにややこしくなるので絶対に言わない方がいいと思います。
結果をまとめると、、
4人に3人は、
上司と同じものか、上司が頼んだもの以下の値段から選んで注文する!
という答えでした。
しかし!個人的には、
自分が少数派であるということを認識しつつ、、
好きなものを注文してもいいのではないかと思います!!
食事をする機会は貴重です!
1日に3食。
1か月に90食。
1年で1,095食。
1生で87,600食(80年)しか機会がありません。
こう書くと、8万ってめちゃくちゃ多いじゃん、、って感じるかもしれませんが、
胃袋は有限なので、努力してもこの機会の回数は増えることはありません。
時間と同じですよね。
つまり、「生きるとは、8万回食事すること」と言い換えられるのです!
貴重な8万分の1の機会であることを認識して、
毎日の食事に真摯に向き合ってもらえるとよいかと思います!!
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本日のまとめ
・「おごり」のランチでは、上司や先輩と同じものを注文する人が一番多い。
・4人に3人は「同じ」か「以下」で注文する。でも4人に1人の少数派でもいいと思う!!
・生きるとは、8万回食事すること。名言出ました
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