最近、急に涼しくなって、雨がパラパラ降る日が続きますね・・・
ん? 雨がパラパラ??
パラパラといえば、チャーハンです!
パラパラのチャーハンはおいしいですよね。
というわけで、今日は、チャーハンのお話です。
ところでみなさん、「あなたの得意料理は何ですか?」と聞かれた場合、なんて答えますか?
私は、「カップラーメンかな」と答えることが一番多いですが、「カップラーメンは料理じゃないよ」と冷静に突っ込まれた場合には、「一応、チャーハンが得意かな」と答えます。そうすると「冷凍食品のチャーハンは料理じゃないよ」と突っ込まれるのですが、誰も冷凍とは言ってません。失礼ですよねまったく。
しかし、最近の冷凍食品のチャーハンはとてもおいしく、自分が作るチャーハンよりおいしいのではないか疑惑もあります!なので、なんだかんだ、冷凍食品のチャーハンはよく食べている気がします。
これらのチャーハンを食べる時、私はいつも、当然のように電子レンジでチンしていますが、ある日、裏面表示を見ていたら、フライパンで炒めることも可能であることに気付きました!
冷凍食品のチャーハンをフライパンで炒める人は滅多にいないと思いますが・・・
しかし!フライパンで炒めると電子レンジでチンするより(個人的に)おいしいのです!!
なぜフライパンで炒めた方がおいしいのか?
理由は、大きく分けて2つあると考えられます。
1.中から温まるか、外から温まるかの違い
電子レンジは、その特性上、マイクロ波により水分が温まるので、米の内部から温まります!
一方、フライパンは、米の外側から熱がかかります。
(参照:電子レンジの原理と「マイクロ波」「赤外線」の違い~なぜパンはオーブンでご飯はレンジ?~)
よって、電子レンジだと、ふわっとした(ちょっとべちょっとした)感じになりやすいのに対し、フライパンでは、パラパラした感じになりやすいのです。
2.温度の違い
電子レンジは、その特性上、マイクロ波により水分が温まるので、基本的に100℃までしか温度が高くなりません。
一方、フライパンは、コンロの火力にもよりますが、火で温めるので、200℃くらい(ずっと温めればもっと高く)まで上がります!!
高い温度で調理すると、
・糖分の香り(カラメルソースみたいな)
・油の香り(フライドポテトみたいな)
・アミノ酸と糖分の反応物の香り(ケーキ焼くときみたいな)
のような良い香りが生成しやすく、180℃がベストであると言われています。
(参照:フライパン倶楽部HP)
プロの調理人によるチャーハンは、中華鍋で、300℃くらいの温度で炒めるのですが、それは、プロは手際よく調理できるからおいしいのであって、私のような素人が300℃でモタモタ調理すると、炭のような香りが発生してしまい危険です。気をつけましょう。
チャーハン食べたくなってきましたね!!
ぜひ、冷凍食品のチャーハンもフライパンで炒めてみてください!
ちなみに余談ですが、、
昔、「パンはパンでも食べられないパンは?」となぞなぞを出したら、「あなたが触ったパン」と言われて切ない気持ちになったことを思い出します。私に毒性はありません。安心してください。
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本日のまとめ
・冷凍食品チャーハンはフライパンで炒めるとおいしい
・レンジとフライパンは、(1)熱のかかりかた、(2)温度、が違う
・私の得意(?)料理は、実はチャーハン(冷凍食品のやつじゃないよ)
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