先日、学生時代からの友達「やっすん」と、お寿司屋さんに行ってきました。
今日は、その時の出来事をご紹介します!
やっすん「この前、めちゃくちゃ美味しいお寿司屋さん行ってきたんだ」
ぼく 「いいなあ。何ていうお店?」
やっすん「おしえなーい。絶対おしえなーい」
ぼく 「いいじゃん、教えてよ」
やっすん「おしえなーい。お前には100年早いからな。やっぱり、いいお寿司屋さんには、俺みたいに味が分かる大人になってから行くべきだ。はっはっは。」
ぼく 「ふーん、そう。まあいいや。で、どんなお店だったの?」
やっすん「すごく良い店だから、まず、お店に入った時点で、いいBGMが流れてるんだ。かーっぱ、かっぱ、かっぱのマークのかっぱ寿司~♪」
ぼく 「かっぱ寿司かーい!!お店の名前すぐ分かっちゃったよ」
やっすん「店入ると、めちゃくちゃたくさん人が並んでる。やっぱ人気店は混んでるな」
ぼく 「まあ、回転寿司はいつも混んでるよね」
やっすん「とりあえず番号札をもらおう。えっと、番号は、、1億3500万6532番っと」
ぼく 「えー!!なにそれ、待ち人おおすぎ!!日本国民が全員来てるの?」
やっすん「まあ、人気だから仕方ないな」
店員さん「お待たせしました、番号札1000番のかたー」
ぼく 「えー!!まだ1000番!?これじゃ、一生食べれないよ」
やっすん「はい!!」
ぼく 「えー!!ものすごい堂々と返事してるー!」
店員さん「どうぞ、こちらへ」
ぼく 「えー!!いいの!?番号札ちゃんと確認しようよ」
店員さん「カウンターでもよろしいでしょうか?」
やっすん「ふっ。ツウはやはりカウンターで寿司を食べるものだな。・・・だが断る!」
ぼく 「断るんかーい」
店員さん「ではこちらのカウンター席へどうぞ」
ぼく 「結局カウンター席に案内するんかーい!」
やっすん「ラッキーだ。果報は寝て待て、だな」
ぼく 「えっ?ラッキー?てか、いつの間に寝てたの?」
やっすん「さあて、パーティーのはじまりだ」
ぼく 「席に着いたね。とりあえず、おしぼりで手を拭こう」
やっすん「ふっ。笑止」
ぼく 「なに”笑止”って。リアルに言う人はじめて見たよ」
やっすん「笑止1000番」
ぼく 「そっか、番号札1000番だから笑止千万・・ってやかましいわ。説明恥ずかしい」
やっすん「いいかよく聞け、ここは良い店だから、おしぼりじゃなくて、手を洗う専用の場所があるんだ」
ぼく 「え?そうなの?」
やっすん「ほら、ここ押すと水が出る・・・って、アツッ!!おい!この手洗うやつ、熱すぎるだろ!!」
ぼく 「えー!!それ、お茶いれる用の熱湯だから!!」
やっすん「なんて店だ。ハニートラップに引っ掛かってしまった」
ぼく 「トラップじゃないし。少なくともハニーではない」
やっすん「ハニーゆづる」
ぼく 「それを言うなら羽生結弦ね。フィギュアスケートの。やっすんのが滑るの上手だけど」
やっすん「そんなに褒めるなよ。照れるわい」
ぼく 「褒めてないよ」
ぼく 「さて、気を取り直して、食べよう!何食べるの?」
やっすん「大将、おまかせで!」
ぼく 「回転寿司で、”おまかせ” とかないから」
やっすん「きみはじつにバカだな」
ぼく 「いやいや、こっちのセリフや」
やっすん「回転寿司に、大将はいない」
ぼく 「ツッコミをミスったみたいに言うのやめてください。ワンフレーズ、ツーボケはご法度」
やっすん「ちょっと何言ってるかよく分からない」
ぼく 「なんでだよ」
やっすん「で、どうやって注文するんだ?」
ぼく 「このタッチパネルを使うんだよ」
やっすん「わかった、ここは俺に任せろ!・・・・任せた!」
ぼく 「あきらめ早っ!タッチパネル使えないの?どんだけアナログ人間なんだ」
やっすん「とりあえず、店員さんを呼ぼう。すいませーん」
店員さん「何でしょう?」
ぼく 「すいません、注文おねがいします」
店員さん「ご注文は何にしますか?」
やっすん「なんでもいい、とにかく強い酒をくれ」
ぼく 「回転寿司でそんな頼み方する人はじめて見たよ」
店員さん「ビールでよろしいでしょうか?」
やっすん「答えは、”ノー” だ」
ぼく 「じゃあ何だよ。早く頼めよ」
やっすん「いいか、一度しか言わないからよく聞け。もう一度言う、一度しか言わないからよく聞け」
ぼく 「もう2回言ってるし」
やっすん「いいか、一度しか言わないからよく聞けよ。本当に一度しか言わないからな」
ぼく 「早く言えよ」
やっすん「レモネードを頼む」
ぼく 「ねえよ、そんなの」
店員さん「かしこまりました」
ぼく 「あるんかい」
やっすん「そういや、まだ寿司が来ないな」
ぼく 「頼んでないからね」
やっすん「あれ、なんか新幹線に乗って寿司が運ばれてくるぞ。取ってみよう」
ぼく 「いや、それ他の人が頼んだやつだから」
やっすん「うん、うまい!」
ぼく 「あーあ、食べちゃったよ」
やっすん「え?食べちゃダメなのか?」
ぼく 「ダメに決まってんじゃん」
やっすん「時すでにお寿司」
ぼく 「”時すでに遅し”ね。最初からお寿司だし。あーあ、怒られるな」
やっすん「ええい、うろたえるな」
ぼく 「隣の席の人がこっち睨んでるよ」
やっすん「見ろ。やつはデブだから、これでよかったな。デブは寿司食う前にライザップ行け」
ぼく 「隣に聞こえてるから!デブじゃなくて、”ふくよか” なだけだよ」
やっすん「おい、隣のヤツの目を見たか?」
ぼく 「うん、さっきから睨んできてるからね」
やっすん「ヤツの目・・・、あれは、人を殺したことがあるやつの目だ」
ぼく 「なにを言ってるの?」
やっすん「ちょっくら挨拶してくらあ。お前はここで待ってろ。絶対に動くんじゃねえぞ」
ぼく 「動かなくてもいいでしょ、隣の席だし」
やっすん「おい、そこのデブ」
ふくよか「なにか?」
やっすん「一つだけ言いたいことがある・・・トイレはどこだ?」
ぼく 「トイレの場所聞くんかーい」
ふくよか「ちょっと待ってくださいね、手を洗うので・・・アチッ!」
ぼく 「この人もお茶いれる用の熱湯で手を洗ってるー!!」
ふくよか「アチチチ、あっち!」
やっすん「あっちにトイレがあるのか。ありがとう」
ぼく 「この店は、へんな人が多いな」
やっすん「さて、トイレも行ったし、お寿司もたくさん食べたし、大満足だな」
ぼく 「お寿司食べるシーンは大胆にカットするんだね」
やっすん「おい、隣のデブが、これ見よがしに皿を積み上げてるぞ」
ぼく 「回転寿司だと、普通は皿を積み上げるもんだよ」
やっすん「助太刀いたす」
ぼく 「隣の人に自分の皿を重ねるのはやめてください」
ふくよか「積み上げてくれてありがとう」
ぼく 「え?いいの?」
やっすん「どんどん積み上げて、より高みを目指そう」
ふくよか「私の最高記録は42枚ですよ」
ぼく 「いやいや、皿が崩れそうだし、危ないし、やめよう」
やっすん「これは訓練ではない、繰り返す、これは訓練ではない」
ふくよか「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ」
ぼく 「あー危ない、崩れるー!!」
やっすん「もし俺がここで死んだら、愛するハニーに伝えてほしいことがある」
ぼく 「回転寿司の皿で死ぬわけないだろ」
やっすん「愛するハニー・・・ハニーゆづる、もっと、君と一緒に滑りたかった」
ぼく 「いや、十分すべってるから安心してください」
(ガッチャーン!!)
ぼく 「あーあ、崩れちゃった。だからやめようって言ったのに」
やっすん「なんだ、文句があるのか?文句があるならベルサイユへいらっしゃい」
ぼく 「なに言ってるの?」
店員さん「お客様、大丈夫ですか?」
やっすん「大丈夫だ。アバラ2、3本くらい大したことない。救急車は不要だ」
ぼく 「今のでアバラが折れるわけないだろ」
やっすん「ふっ。よく分かったな。勘のいいお嬢ちゃんだ」
ぼく 「いやいや分かるし。てか、男だし。これまで女だと思ってたならごめん」
店員さん「救急車、すでに呼んでしまいました」
ぼく 「呼んだんかい」
やっすん「安心しな。俺は不死身だ」
店員さん「では、お会計でよろしいでしょうか?」
ぼく 「おねがいします。店員さん、切り替え早いですね」
店員さん「お会計はレジにてお願いします」
やっすん「そいつはできない相談だ」
ぼく 「なんでだよ。別にいいだろ」
店員さん「お会計、5340円になります」
やっすん「よし。この小切手に好きな金額を書きたまえ」
ぼく 「回転寿司で小切手はおかしいだろ」
店員さん「5340円、と」
ぼく 「小切手使えるんだ。てか、店員さん、謙虚ですね」
やっすん「釣りはいらない」
ぼく 「ないから」
店員さん「ありがとうございました」
やっすん「さて、今日は、寿司だけに、面白いネタだったな」
ぼく 「いいかげんにしろ」
どうも、ありがとうございましたー。
※今日の話はフィクションです。登場人物は、実在の人物とあまり関係ありません。
今日は情報量がほぼゼロの記事になってしまい、大変申し訳ございません。
筆者の気分により、たまに、こんな記事を書いてしまいます。すみませんがご了承いただければと思います。
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本日のまとめ
・回転寿司の席にあるお湯が出てくるやつで手を洗ってはいけない
・漫画や映画でよくあるセリフを現実で使うのは危険
・勢いあまって変な記事を書いてしまった・・・時すでにおすし
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