突然ですが、みなさん!

「牛乳」と聞くとどのような容器に入った牛乳を思い浮かべますか?

牛乳1つとっても色々な容器に入っていますよね。

そして、同じ飲料でもその容器によって賞味期限が違うのです!

その理由とは・・・

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なぜ同じ飲み物なのに容器によって賞味期限が違うの?

 

飲み物は、外部からの刺激によって劣化していくため、
中身を守る容器の保存性が重要になります。

 

具体的にいうと、、、
「缶」、「瓶」、「ペットボトル」、「紙パック」は、
それぞれの容器の保存性が違うので、同じ飲料でも賞味期限が異なるのです

 

ちなみに、結論からいうと、、、
保存性が高い順で「缶」>「瓶」>「ペットボトル」>「紙パック」となります。

 

つまり、この順番で賞味期限も長いということになりますね!

 

今回は、「空気」と「光」の透過性に着目して、それぞれの容器の保存性
(賞味期限が異なる理由)を説明しようと思います。

 

 

「缶」の保存性

 

まず、最も保存性の高く、賞味期限が長い容器は、「缶」です。

よく非常食のビスケットなども、缶のイメージがありますよね。

 

缶は、光も空気も通しません。

さらに、金属製でしっかりとしているので、外部からの刺激による劣化を防ぐことができます。

 

 

「瓶」の保存性

 

2番目に保存性の高い容器は、瓶です。

瓶も一見するとかなり保存性の高い容器に見えますが、

空気は通さないけれど、光は通すので、
内容物によっては太陽光線により化学反応を引き起こすという危険性があります。

最近では、光線を遮って、中身を守るために、濃い色で着色された瓶もあるようです。

 

 

「ペットボトル」の保存性

 

続いて、ペットボトルの保存性です。

飲み物と言えば、ペットボトルに入ったものを想像する人が最も多いのではないでしょうか。

 

そんな身近で持ち運びに便利なペットボトルですが、
保存性においては、それほど優れていません。

 

なぜなら、ペットボトルは、密閉性に欠けており、光や微量な空気も通してしまうからです。

それだけでなく、匂いの成分をも通してしまうので、
強い匂いを放つものの近くでの保存は匂いが移ってしまう可能性があります。

 

 

「紙パック」の保存性

 

最後に、最も保存性が低く、賞味期限が短い容器である紙パックの説明をします。

 

紙パックは、透明ではないので、光からはある程度守ってくれますが、
空気をペットボトル以上に通してしまうので、中身が劣化しやすくなってしまいます。

よって、保存容器としては最も劣ってしまいます。

 

しかし、お酒や豆乳の容器には、(アルミ付き)紙パックが使用されていることが多いですよね!

※アルミ付き紙パックとは、容器の内側をアルミ箔でコーティングしている紙パック。

 

アルミでコーティングすることにより、
光や酸素による劣化を防ぐことができ、長い期間、常温で中身の品質を保つことができます。

このように、非常に保存性に優れた紙パックもあります。

 

以上、
缶、瓶、ペットボトル、紙パックと保存性(賞味期限)に関するお話でした!!

 

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本日のまとめ

・「缶」>「瓶」>「ペットボトル」>「紙パック」の順で保存性が高い。
非常用の飲み物を買う時は、なるべく缶で、冷暗所で保存しましょう。
・銭湯の後に瓶で飲む牛乳はすごく美味しく感じちゃいます。
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参考記事:なぜペットボトルの牛乳はないの?~「ペットボトル」、「瓶」、「紙パック」~

参考記事:「賞味期限」「消費期限」は誰がどうやって決める?~期限切れカンパンはいつまで食べれるか~

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