202204/05

新たまねぎ・新じゃがいもとは？普通のたまねぎ・じゃがいもとの違いは？

春ですね！

春になると、新たまねぎ、新じゃがいも、春キャベツ、春ごぼう、など、
「新」とか「春」と名の付く野菜がスーパーに並びます。

「新」が付く野菜とつかないものには、どんな違いがあるのでしょうか？

今日は、「新たまねぎ」、「新じゃがいも」に関するお話をさせていただきます！

新みかくん「ミカさん、こんにちは」

ミカさん　「みかくん、こんにちは。あれ、みかくんじゃなくて新みかくんになってるわよ」

新みかくん「よく気付いたね、僕はこの春から新社会人だから、名前も新みかくんにしたんだよ」

ミカさん　「知らなかったけど、あなた今年が社会人1年目だったのね」

新みかくん「いや、入社15年目だよ」

ミカさん　「いつまで新社会人でいるつもりなのよ。完全にベテランよ」

新みかくん「いまだに期待の大型新人って言われるよ」

ミカさん　「それは完全にいやみを言われてるのよ」

新みかくん「話変わるけど、昨日、村上春樹の新作を読んだよ」

ミカさん　「村上春樹さん新作を出してたのね。知らなかったわ。なんていう小説？」

新みかくん「ノルウェイの森だよ」

ミカさん　「それは絶対に新作じゃないわ。35年前の作品よ」

新みかくん「でも僕にとっては新作だったんだよ」

ミカさん　「そういう問題じゃないのよ」

新みかくん「話を戻すと、小説を読んだ後に、日本プロレスを観に行ったよ」

ミカさん　「そこは新日本プロレスでいいのよ」

新みかくん「でも新日本プロレスは設立から50年たってるから新しくはないよね」

ミカさん　「ややこしいけど、そういうものなのよ」

ちょっと話がそれて修正不可能になったのでそろそろ本題に入りたいと思います。

新玉ねぎとは？

新玉ねぎとは、「温暖な地域で3～4月頃に出荷される早取りのたまねぎの総称」
（農林水産省HPによる）

を指す言葉で、出荷時期を表す言葉とされていますが、さらに具体的に言うと、

収穫の後に乾燥したか、していないか、という「保存方法」の違いがあります。

新たまねぎ・・・収穫後、乾燥させずにすぐに出荷したもの

たまねぎ・・・・収穫後、表皮を乾燥させたもの（保存性を高めたもの）

上記の写真のように、新たまねぎは乾燥していないため、
皮が薄くて、やわらかく、みずみずしい食感が特徴です。

逆に、たまねぎはしっかりと茶色い皮がありますね。

なお、新たまねぎもたまねぎも、乾燥の有無（保存方法）が違うだけなので、
栄養成分には違いはないと考えられています。

新じゃがいもとは？

新じゃがいもの定義は、明確にされているものがないのですが、

以下の2つの意味合いでよく使われています。

１．収穫タイミングの違い

収穫をするタイミングが、完熟前か、後か、の違いになります。

新じゃがいも・・・完熟前（葉や茎が青い段階）に収穫されたもの

じゃがいも・・・・完熟してから収穫されたもの

完熟前に収穫された新じゃがいもは、実も小さく、皮が薄いため、
皮ごと食べても美味しいですよね。

２．保存方法（出荷時期）の違い

収穫された後、貯蔵せずにすぐ出荷するかどうか、の違いとして使われる場合もあります。

新じゃがいも・・・（春に）収穫し、貯蔵せずにすぐに出荷されたもの

じゃがいも・・・・収穫後、一定期間貯蔵された後に出荷されたもの

この意味で使われる場合の新じゃがは、そこまでこぶりではなく、
大きさもしっかりとしている場合があります。

逆に、貯蔵されたじゃがいもは、水分がほどよく抜けている、とも言えます。

新じゃがについては、この２つの意味を両方ともに満たしているものも多いように感じますが、
どちらか一方の意味で使っている場面も見かけますね。

「新じゃがいも」という言葉を見かけた場合、
どちらの意味で使っているかな、と考えてみていただけると良いかなと思います。

以上、今日は「新たまねぎ」、「新じゃがいも」に関するお話でした！

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本日のまとめ
・新たまねぎは、収穫後、乾燥させずに出荷したもの。
・新じゃがいもは、収穫タイミングや保存方法（出荷時期）による違いで使われる。
・新入生、新入社員のみなさん、新生活がんばりましょう！
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