最近、講演・セミナーやメディアの仕事依頼を頂くことも多く、一人で執筆・デスクワークする時間よりも、人とコミュニケーションする時間が増えた気がして嬉しいです。

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いろんな方とお話ししてると、「コミュニケーション能力って大事だな」「自分はまだまだ、コミュニケーション能力が低いな」と痛感します。

皆さんも、就職活動の自己PRなどで、「あなたの長所は?」と聞かれた時に「コミュニケーション能力が高いことです!」と答える方もいるかと思います。でも、「コミュニケーション能力って、具体的に何?」と返されたら、ちょっと困ってしまいますよね・・・

というわけで今日は、コミュニケーション能力について考えてみます!

 

 

 

「コミュニケーション能力」って、一体なんでしょうか?

まずは辞書で調べてみました。

大辞林 第三版によると、

人間が互いに意思・感情・思考を伝達し合うこと。言語・文字その他視覚・聴覚に訴える身振り・表情・声などの手段によって行う。

と記載されています。一言でいうと、「伝達力」になるのでしょうか。

しかし、一般的に「コミュニケーション能力」が高い人は、ただ「伝達力」が高いだけじゃなく、もっと総合的な力が高いような気がします・・・。

 

そこで、Wikipediaさんを見てみました!

コミュニケーションとは

・社会生活を営む人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達
・(生物学)動物個体間での、身振りや音声・匂い等による情報の伝達

辞典類ではまず、人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達などといった簡素な定義文が掲載されている。

ただし、上記のような定義文では不十分で、一般に「」というのは、情報の伝達だけが起きれば充分に成立したとは見なされておらず、人間と人間の間で、《意志の疎通》が行われたり、《心や気持ちの通い合い》が行われたり、《互いに理解し合う》ことが起きて、はじめてコミュニケーションが成立した、といった説明を補っているものもある。

長いですね・・・私の読解力ではちょっとよく分からないのですが、「コミュニケーション能力」は、辞書的な「伝達力」だけでは説明が不十分、だとWikipediaさんも言っています。

 

よって、「コミュニケーション」って何なんだ!?答えがどこにも載ってないじゃないか!?

となりましたので、自分なりに「コミュニケーション能力」について考えてみました!
※私の同僚で、とてもコミュニケーション能力が高い人がいるので、その人をイメージして考えてみました!

 

自分なりに考えてみた結果、「コミュニケーション能力」は、大きく以下の4つの力に分類されました!

1.気配り力
2.行動力
3.表現力
4.瞬発力

これらについて、具体的に「髪を切った人に対するコミュニケーション」を例に、考えてみましょう。

 

 

1.気配り力

まず、髪を切ったことに気付くことができなければ、そこからコミュニケーションも始まりません。

コミュニケーション能力を高くするには、まず、コミュニケーションのキッカケを上手に作る必要があります。このキッカケ作りで最も適切なのが「気配り」です。

 

人は誰しも、自分のことを気にかけてもらえたら嬉しいものです。
パッと見では気づけないことでも、よく観察して、ふとした表情や仕草などから違いに気づき、声を掛けられる人は素晴らしいなと思います。
(参照:なぜコンビニのゆで卵は殻付きなのに味が付いてる?~カイジと星の王子さまから学ぶ発想法のヒント~

 

 

「大丈夫?」という一言だけでも、十分素敵なコミュニケーションですね。

また、誕生日を覚えていて声を掛ける、など、「記憶力」「マメさ」もこの「気配り力」の一つだと思います。

 

 

2.行動力

ぼく  「A子さん、髪切ったんですね!」
A子さん 「そうなんです、ありがとうございます」

髪を切ったことに気が付いても、そのことを伝えようと行動しなければ、そもそもコミュニケーションが始まりません。

恥ずかしかったり、伝えるタイミングを逃してしまったりして、気付いてはいるけど、結局何も言わなかったよ、という方も多いでしょう。

伝えた方が良さそうなことを、しっかりと、適切なタイミングで伝える、ことは、なかなか難しいことです。

 

 

また、取引先との飲み会の場で、些細なミスをしてしまった場合の対応についても

・直接出向いて謝罪する
・手紙を書いて謝罪する
・電話で謝罪する
・メールで謝罪する
・特に何もしない

と、いろんな方法が考えられます。

相手の性格にもよりますが、基本的には、時間を掛ければ掛けるほど、「コミュニケーション能力が高い」と評価される方向に行くと考えられます。ただ、自分の時間も限られていますし、案件の重さと対応方法のバランスをよく考える必要があります。上の例でいうと、飲み会の場での些細なミスなら、特に何もしなくても問題ないようにも思いますが、電話かメールで、お礼も兼ねて連絡したほうがベターな気もします。

わざわざ出向いたり、手紙を書いたり、など、度が過ぎる行動も好ましいわけではないと思うので、このバランス感覚も含め、「行動力」と表すこととします。

一般的に、飲み会やイベントの企画・幹事を積極的にやってくれる人は、この「行動力」が高い人だと思われます!

私は、人に誘われたら極力参加するようにするのですが、あまり自分から人を誘うことができない性格でもあり「行動力」は高くないです。頑張ります・・・

 

 

3.表現力

ぼく  「A子さん、髪切ったんですね!」
A子さん 「いや、切ってないですけど・・・」
ぼく  「あ、すいません・・・」

せっかく勇気を振り絞って「髪切った?」と声を掛けたのに、実際には髪を切ってない場合は、気まずくなってしまう可能性があります。

女性は特に、髪を切ってなくても、髪型を少し変えたり、少し染めて色がちょっと変わっただけで、雰囲気が変わって、男から見ると髪を切ったように感じることもあります。

そういうことも踏まえ、「髪切ったのかな?」と思っても「髪切りました?」と聞くより「雰囲気変わりましたね」と言う方が、幅広いパターンに対応できます。

 

よって、髪を切った人に対する声の掛け方としては、「髪切りました?」よりも「雰囲気変わりましたね」のほうが良さそうです。

このように、「自分が伝えたいことを、どう伝えるか」ということ「表現力」と表すこととします。

 

髪を切った時以外のシチュエーションでは、
例えば、部下に資料のコピーをお願いしたけどミスがあって再度お願いするときに

・「申し訳ないですが、もう一度コピーお願いできますか?」
・「これ、間違ってるんだけど。やりなおしとけよ!」
・「違うだろー!このハゲー!!」

と、伝え方によっても、相手の心象はかなり変わります。

その他、オブラートに包んで言ったり、敬語の使いこなしだったり、と、日本語は、伝え方が繊細だと思います。

また、言葉以外の表現としても、
・笑顔で(にこやかに)話す
・深刻そうな顔つきで話す
・頭を下げる
・涙を流す
など、その場に応じた適切な表情・表現が求められることがあります。

これらの「表現力」は、コミュニケーションの核となる力だと思います。

 

 

 

4.瞬発力

ぼく  「A子さん、雰囲気変わりましたね!」
A子さん 「ありがとうございます。髪型変えてみたんですよ」
ぼく  「似合ってます」
A子さん 「芸能人でいうと誰に似てると思います?」
ぼく  「え?えっと・・・和田アキ子に似てるかな」
A子さん 「・・・」

会話は、相手の出方によって、こちらの返し方が決まります。
そして、会話は「間」「リズム」が大事なので、相手の言葉の後に考える時間がほぼない状況で、自分も返事をしなければいけません。

このように、相手に応じて、瞬時に適切に表現する力を「瞬発力」と表すこととします。

 

上の例のように、時間をかけて考えれば「今のは言ってはいけないことだ」と分かることでも、つい、勢いで言ってしまうことがあります。危険です。

芸人さんでも、「漫才・コントは上手」でも「ひな壇のフリートークが苦手」という方は、「表現力は高い」けど「瞬発力が低い」と言えるでしょう。

 

私の同僚に、とてもコミュニケーション能力が高い女性がいるのですが、この分け方でいうと、彼女は、瞬発力が高い、といえます。

一般的にも、「あの人、コミュニケーション能力が高いなー」という人は、「相手の反応によって、リズムよくウイットに富んだことを言える人」、つまり「瞬発力が高い人」のことを指すことが多いと感じます。

 

会話(コミュニケーション)は、ある意味、戦いです。自分の伝えた言葉を、完全に撤回(なかったことに)することは難しいです。また、相手に返答した後の、10秒後にもっと適切な伝え方を思いついても、もう遅いのです。

・気配り力
・行動力
・表現力
・瞬発力

こうやって、コミュニケーション能力を分解して考えてみると、自分は(全部の力が低い気もしますが)、強いていうと、「瞬発力」が一番低いなと思います。もっとトレーニングしなきゃです・・・。

 

 

以上、今日は、真面目に(?)コミュニケーション能力について考えてみました!

あくまで個人的な考えなので恐縮ですが、就職活動などで(?)少しでも皆さんの参考になると嬉しいです。

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本日のまとめ
・コミュニケーション能力とは「気配り力」「行動力」「表現力」「瞬発力」。
・個人的には「瞬発力」が低いので、鍛えたいです。
・「髪切った?」よりも「雰囲気変わったね」のほうが無難
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