テレビ朝日系にて毎週土曜日深夜1時より放送されている『ポルポ』。
タコのポルポが、人間界で感じた疑問をタコの仲間たちのために調べる、という設定の楽しい番組です。
今回は「アイス」をテーマとした内容について、
日本味覚協会を代表して解説をさせていただきましたのでご紹介させていただきます。
『ポルポ』はイタリア語でタコという意味。
タコのポルポに対して専門家が解説をする、というスタイルの番組で、
過去にも「コク」をテーマとした内容で出演をさせていただきました。
※詳細は、以下の記事
『ポルポ』(テレビ朝日)にて「コクの解説をさせていただきました!
をご参照ください。
前回私の母に番組に出演する旨をお伝えしたところ、「タコ役で出たの?」と言っていました。
絶対に人間役ですので勘違いなさらぬようにお願いします。
今回(6月15日オンエア。ご報告が遅くなりまして申し訳ございません)のテーマは、
「アイスの美味しい食べごろ!」です。
一体何度くらいがアイスの食べごろの温度なのか、実験及び解説をする、という面白い内容となっています。
一部ご紹介させていただきます。
アイス!といっても実は様々な種類があります。
乳成分の量などにより、
・アイスクリーム(例:ハーゲンダッツ)
・アイスミルク(例:雪見だいふく)
・ラクトアイス(例:スーパーカップ)
・氷菓(例:ガリガリ君)
に分けられます。
※以下の記事
雪見だいふくはアイスクリームじゃない?~アイスミルクとラクトアイスの違い~
をご参照ください。
詳細は割愛させていただきますが、
基本的に、ミルク系のアイス(アイスクリームやアイスミルク)は温度が高め、
氷系のアイス(ラクトアイスや氷菓)は温度が低め、の方が食べごろ、だと考えられます。
実験とともにこのような仮説を検証していく番組はとても面白く、個人的にもとても好きな番組です。
もしよろしければ皆様も是非番組をご覧になっていただければと思います。
最後になりましたが、このたびの番組出演に関しまして関係者の皆様には大変お世話になりました。
ありがとうございました。
日本味覚協会では今後ともこのような活動を通じて味覚に関する普及活動に努めてまいります。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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本日のまとめ
・アイスは乳成分の量などにより様々な種類に分けられます。
・アイスの種類により食べごろの温度があると考えられています。
・ある食品会社に勤める知り合いが「アイス部門は花形やで!」と言っていました。
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