家族でさやえんどうを食べていたら、
「このスナップエンドウ、おいしいよね!」と言われました。
そんなとき、
え、これってスナップエンドウなの?さやえんどうじゃないの?
と混乱してしまうかもしれません!大ピンチです!
そこで今日は、さやえんどう、絹さや、スナップエンドウ、グリーンピース、えんどう豆の違いについてお話しします!
ミカさん「今日は”みかくん”が体調不良で欠席だから代理の人が来るみたいね」
遠藤くん「はじめまして!遠藤くんです」
ミカさん「一応言うけど、自分でくん付けしない方がいいわよ」
遠藤くん「自己紹介します!」
ミカさん「ぐいぐいくるタイプね」
遠藤くん「好きな芸人は、ココリコ遠藤さんです!」
ミカさん「好みは自由だけどかなり珍しいタイプね」
遠藤くん「趣味は、遠投です!」
ミカさん「体力測定でやるやつね。絶対趣味にはならないでしょ」
遠藤くん「投げるものは、発煙筒です!」
ミカさん「ヤバい人ね。発煙筒を遠投するってどんな状況なのよ」
遠藤くん「好きな食べ物は、カレーです!」
ミカさん「そこは普通なのね。流れ的にえんどう豆かと思ったわ」
遠藤くん「END」
無駄話は終わりにして本題に入ります。
さやえんどう、絹さや、スナップエンドウの違い
混同して使われることが多い言葉で、定義が明確になっているわけではないのですが、
一般的には以下のように分類されています。
さやえんどう・・・莢(さや)ごと食べられるエンドウの総称。
絹さや・・・さやが5~6㎝で、成熟しないうちに若採りするエンドウの総称。
スナップエンドウ・・・成熟してもさやが固くならない、さやえんどうの品種のひとつ。
さやえんどうは、さやごと食べるエンドウのことを言うので、
絹さやも、スナップエンドウも、さやえんどうに含まれる、と言えますね!
なお、絹さやは、主に関東地方での呼び名となっています。
スナップエンドウは、実が大きくてもさやが固くなりにくいように改良された品種です。
絹さやに比べると実が大きくなっているものもあります。
さやえんどう、グリーンピース、えんどう豆の違い
さやえんどうとグリーンピースとえんどう豆は、あまり混同することはないと思うのですが、
実は同じ「エンドウ」の一種で、成熟の度合いによって分類されています。
さやえんどう・・・さやがまだやわらかく、さやごと食べられるエンドウのこと。
グリーンピース・・・未熟な状態のエンドウの実のこと。
えんどう豆・・・成熟したエンドウの実のこと。
あくまでも成熟度合いによって決まるため、
さやえんどうをそのまま大きくすると、グリーンピースになります!
また、グリーンピース用の品種もいくつかあり、「うすいえんどう」が有名です。
(なにかが”薄い”わけではなく、大阪府羽曳野市碓井地区で栽培されたことが由来)
うすいえんどうは現在では和歌山県が主要産地で、主に関西で流通されています。
また、グリーンピースをさらに成熟させると、えんどう豆になります。
まとめると、どういうこと?
これまでの話をまとめると、以下の図のようになります!
これで皆さんもエンドウマスターですね!
今日は、さやえんどう、絹さや、スナップエンドウ、グリーンピース、えんどう豆の違いに関するお話でした!
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本日のまとめ
・さやえんどうはさやごと食べられるエンドウで、絹さやとスナップエンドウもさやえんどう。
・さやえんどうが成熟すると、グリーンピース、えんどう豆になる。
・さやえんどうの筋がうまく取れるとちょっと快感。
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