仕事や勉強をがんばりたいとき、「エナジードリンク」を飲む!
という方は多いのではないでしょうか?

エナジードリンクの表示を見てみると、
「カフェイン」や「アルギニン」の含有量が記載してありますが、

そもそもカフェインやアルギニンってどんな効果があるのでしょうか?

今日はエナジードリンクに含まれるカフェインとアルギニンに関するお話です!

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エナジードリンクは、近年若者を中心に売上が伸びており、

来店客1,000人あたりの販売金額が、
2018年(9月)・・・約500円
2022年(9月)・・・約1,500円
と、4年で約3倍の伸びがある成長市場です。(出所:日経POS情報)

 

モンスターとレッドブルが2強という感じですが、
ゾーンやリアルゴールド(X/Y)などの新興勢力も出てきています。

 

たくさんの人に飲まれるようになった影響もあり、
最近では、カフェインの効果や中毒症状などにも
スポットライトが当てられるようになってきています。

 

 

 

カフェインの効果は?

カフェインの薬理作用としては、脳を覚醒、興奮させる効果や、倦怠感の抑制、
血管の拡張、片頭痛の緩和、利尿効果など、様々な効果が認められています。

コーヒーを飲むとほんとトイレに行きたくなっちゃいますよね。

 

また精神的作用としては、注意力・集中力などの認知機能が向上する、と言われています。

(人は起きてから20時間以上経過すると急激に作業効率が落ちるけど、
カフェインを摂取することでミスが減る、といった報告もあります)

 

また運動能力の向上にも効果があると言われており、
あるイギリスの研究によると1,500M走のタイムが約3秒速くなる!
というような報告があったりもします。
(2004年までカフェインはドーピング指定されていました)

 

 

 

カフェインの安全性/中毒性は?

このように様々な効果があるカフェインですが、

日本中毒学会の調べによると、

カフェインの過剰摂取により、
2011年度からの5年間に少なくとも101人が救急搬送され、うち3人が死亡した
とされています。

特に2015年に起きた(常用による)カフェイン中毒の死亡例は大きく話題になりましたね。

 

 

安全性については、
様々な国際機関によりカフェインの摂取量の目安
(健康に悪影響のない最大摂取量)が示されており、

健康な成人では1日あたり400mg

とされています。

 

これはコーヒー(1杯150ml)の場合、約5杯分くらい、
エナジードリンクの場合は、ものにもよりますが2~3本で達する量になります。

 

1日にコーヒー5杯とか、エナジードリンク2本しか飲んではいけない、って言うと、
すごく少ないじゃん!やばい飲み物じゃん!というイメージを受けるかもしれませんが、

もう少し掘り下げてみたいと思います。

 

 

 

一気にたくさん飲まなければ大丈夫?

「腸管再吸収により血中濃度が再上昇したカフェイン中毒症例」(佐藤慧ほか:日集中医誌 2021)
によると、

カフェインの摂取に関して、

最大血中濃度・・・30分~45分
半減期・・・2~8時間(平均4.9時間)

とされています。

 

つまり、コーヒーやエナジードリンクを飲むと、

30分~45分でカフェインの効果が最大限に発揮されて、
だいたい5時間くらい経つと効果が半分くらいになってしまう、

ということですね。

 

安全性についても、

連続で飲むと危険ですが、5時間くらい間隔をあけて飲めば危険性も下がる、

と考えられます。

 

コーヒーやエナジードリンクをもしたくさん飲みたい場合は、
一度にたくさん飲まずに、間隔をあけると良いということですね!

コーヒー5杯を一気に飲んだりとか、
エナジードリンクを連続でがぶがぶ飲まなければ大丈夫、と言えるでしょう。
(とはいえ個人差があるのでご留意ください)

 

 

 

エナジードリンクと栄養ドリンクの違いは?

エナジードリンクと栄養ドリンクの分類としては、

栄養ドリンク・・・医薬品もしくは医薬部外品
エナジードリンク・・・清涼飲料水

という違いがあります。

 

 

具体的に言うと、
栄養ドリンクには「タウリン」という成分が入っています。

※タウリン1000mg配合!というCMで有名なリポビタンDは、
栄養ドリンクに該当することになります。(つまり医薬部外品です)

 

なお、レッドブルは、

海外では「タウリン」が入っていますが、
日本では「タウリン」の代わりに「アルギニン」を入れ、
医薬部外品扱いになることを避けたと言われています。

※そのためレッドブルは栄養ドリンクではなく、エナジードリンクの扱いとなっています。

 

 

 

アルギニンって何?

アルギニンは、タンパク質を作る20種類のアミノ酸のうちの1種です。

※参考記事:必須アミノ酸、ペプチド、BCAAって何? ~アミノ酸の味・構造・効果~

 

効果としては、
成長ホルモンの分泌を促進したり、免疫力の向上、疲労回復などが挙げられています。

 

また前述した通り、
タウリンの代わりに日本のレッドブルやモンスターに含まれているのですが、

近年では、
アルギニンがカフェインの覚醒効果を増強する

という研究結果も報告されています。

 

 

コーヒーよりもエナジードリンクの方がなんとなく”強い”感じがするのは、
そもそものカフェインの量の違いもあると思いますが、
この増強効果も影響していると言えますね!

 

 

以上!今日はカフェインとアルギニンに関するお話でした!

 

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本日のまとめ

エナジードリンクにはカフェインやアルギニンが入っているよ
カフェインは、5時間くらい間隔をあけて摂取すると良いよ
・スタバとタリーズはレシート見せるとお得にワンモアコーヒーできるよ
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