先日、芸歴16年目以上の芸人による漫才トーナメント「ザセカンド」が開催されました。
今回は、M-1グランプリやキングオブコントと違い、
プロの審査員ではなく観客審査の手法がとられ、賛否両論を巻き起こしています。
私たち日本味覚協会では、
おもしろい!を評価すること(お笑いの審査)と、
おいしい!を評価すること(味覚の評価:官能評価)は
非常に似ていると考えていますので、
「ザセカンド」の審査方法について、官能評価の考え方を基に考察したいと思います!
先日、芸歴16年目以上の芸人による漫才トーナメント「ザセカンド」が開催されました。
今回は、M-1グランプリやキングオブコントと違い、
プロの審査員ではなく観客審査の手法がとられ、賛否両論を巻き起こしています。
私たち日本味覚協会では、
おもしろい!を評価すること(お笑いの審査)と、
おいしい!を評価すること(味覚の評価:官能評価)は
非常に似ていると考えていますので、
「ザセカンド」の審査方法について、官能評価の考え方を基に考察したいと思います!
一般的に、味覚(味を感じる力)は若い方が良い!と言われています。
その理由の一つとして、
若い方が味蕾(味を感じる細胞の集合体)の数が多いから!
が挙げられます。
※参考記事:味覚は衰える?~年齢と味蕾の数の関係~
しかし、基本五味(甘味・塩味・酸味・苦味・うま味)全ての味について、
「年齢が若い方が味覚が良い」は当てはまるのでしょうか?
今回は、日本味覚協会による「苦味」と味覚感度の年齢別調査についてご紹介します!
3月4日に、R-1グランプリが開催されました!
R-1グランプリは、一人芸(ピン芸人)のナンバーワンを決めるコンテストです。
お笑いのコンテストを実施すると、ほとんどの場合において、審査員の採点についても議論や批判が沸き起こります。
それほどお笑いの審査・評価というのは難しいものなのですが、
実は、お笑い(おもしろさ)の評価と味覚(おいしさ)の評価は非常に似ていますので、
今回は、日本味覚協会で実施している味覚評価(官能評価)の考え方を基に、
R-1グランプリの審査について考察してみたいと思います!
一般社団法人日本味覚協会にて監修させていただいている
味覚について体系的に学べるeラーニング講座「味覚スペシャリスト養成講座」に関しまして、
このたび、アドバンスドコースを公開させていただきました!
本講座は当協会にて約5年の歳月をかけて開発・監修した講座となっており、
食に携わるお仕事をしている方にとっては、
必須の知識をぎゅっと凝縮して学ぶことができる、非常に有用なものになるのではないかと思います。
ご興味のある方は、是非この機会にご受講ご検討いただけますと幸いです。
このたび、「味覚スペシャリスト養成講座」を監修/開講いたしました!
味覚スペシャリスト養成講座は、味覚の基礎知識や官能評価に関する専門知識を学ぶことができるeラーニング講座です。(一般社団法人検査技能検定協会 主催)
私たち一般社団法人日本味覚協会は、講座の監修及び講師を担当させていただいております。
特に食品会社や飲食店など、食に携わる仕事に就いてらっしゃる若手/中堅社員の方は、
身に付けておくべき内容になっていると思います。ご興味をお持ちの方は是非ご受講ください!
名店の味・レシピを、自宅で再現したい!
そんな想いにお応えした企画が、
「家事ヤロウ!!!」(テレビ朝日:水曜夜11時15分~)にて放送されている
【グルメ科捜研】です!!
今回、グルメ科捜研のメンバーとして、日本味覚協会を代表して
2020年7月15日に出演させていただきましたので、ご紹介させていただきます!
※本日7月22日にも出演します!是非ご覧ください!
味覚に関するお仕事をさせていただいていると、
「料理の味が美味しいかどうかなんて、人それぞれですよね?」
というお言葉をよく頂戴します。
確かにその通りではあるのですが、
”人ぞれぞれ”だからといって、味を評価することはできないか、というとそうではありません。
日本味覚協会では、「味」の評価は「お笑い」の審査と似ている、と考えています。
漫才やコントを見て面白い!と思う感覚は”人ぞれぞれ”ではあるものの、
それでも客観的に面白い!か面白くない!かはなんとなくわかるし、
M-1グランプリなどの審査結果をみても、一定の納得性はあるように思います。
(優勝したコンビがその後活躍するかどうかは置いといて)
今日はお笑いの審査方法を踏まえて味覚評価(官能評価)の仕組みをご説明したいと思います!