私たち日本味覚協会では、食品会社の方向けに、
官能評価(味覚評価)に関する研修をさせていただくことが多いのですが、

その際、「味覚の評価はお笑いの評価に似ている」という話をよくしています。

食べ物の味も、お笑いも、
人の感覚による評価で、主観的であり、好き嫌い(嗜好性)が関係する、
という点で共通しています。

そこで本日は、先日行われたM-1グランプリの評価者(審査員)に関して、
官能評価(味覚評価)の考え方を基に、考察してみたいと思います!

一般社団法人日本味覚協会にて監修させていただいている
味覚について体系的に学べるeラーニング講座「味覚スペシャリスト養成講座」に関しまして、

このたび、アドバンスドコースを公開させていただきました!

本講座は当協会にて約5年の歳月をかけて開発・監修した講座となっており、
食に携わるお仕事をしている方にとっては、
必須の知識をぎゅっと凝縮して学ぶことができる、非常に有用なものになるのではないかと思います。


(一般社団法人検査技能検定協会主催の講座です)

ご興味のある方は、是非この機会にご受講ご検討いただけますと幸いです。

みなさんは日本酒を飲みますか?
口当たりがよく、飲みやすいお酒ですよね!

日本酒の味を表現する方法の一つに、「甘口」、「辛口」があります。
そして、甘辛の度合いを示す(参考となる)指標に「日本酒度」があります。

 

このたび、親しくさせていただいている「さくら酒店」さんのYouTube企画として、
日本酒度を当てるブラインドテイスティングにチャレンジさせていただきましたので、
ご紹介させていただきます!

このたび、「味覚スペシャリスト養成講座」を監修/開講いたしました!

味覚スペシャリスト養成講座は、味覚の基礎知識や官能評価に関する専門知識を学ぶことができるeラーニング講座です。(一般社団法人検査技能検定協会 主催)

私たち一般社団法人日本味覚協会は、講座の監修及び講師を担当させていただいております。

 

特に食品会社や飲食店など、食に携わる仕事に就いてらっしゃる若手/中堅社員の方は、
身に付けておくべき内容になっていると思います。ご興味をお持ちの方は是非ご受講ください!

名店の味・レシピを、自宅で再現したい!
そんな想いにお応えした企画が、

「家事ヤロウ!!!」(テレビ朝日:水曜夜11時15分~)にて放送されている
【グルメ科捜研】です!!

今回、グルメ科捜研のメンバーとして、日本味覚協会を代表して
2020年7月15日に出演させていただきましたので、ご紹介させていただきます!
※本日7月22日にも出演します!是非ご覧ください!

味覚に関するお仕事をさせていただいていると、
「料理の味が美味しいかどうかなんて、人それぞれですよね?」
というお言葉をよく頂戴します。

確かにその通りではあるのですが、
”人ぞれぞれ”だからといって、味を評価することはできないか、というとそうではありません。

 

日本味覚協会では、「味」の評価は「お笑い」の審査と似ている、と考えています。

漫才やコントを見て面白い!と思う感覚は”人ぞれぞれ”ではあるものの、
それでも客観的に面白い!か面白くない!かはなんとなくわかるし、
M-1グランプリなどの審査結果をみても、一定の納得性はあるように思います。
(優勝したコンビがその後活躍するかどうかは置いといて)

今日はお笑いの審査方法を踏まえて味覚評価(官能評価)の仕組みをご説明したいと思います!

食品の開発部門を担当しているたろうくんは、新商品のプリンを作ろうと頭を悩ませていました。
上司からの「やらなきゃ意味ないよ」というプレッシャーに耐えながら頑張ったたろうくんは、
苦心の末ついに新商品のプリンを開発したのでした!

そこで、新商品の味を評価するため、

40人の評価者に、新商品(A)と既存品(B)を試食してもらい、
どちらのプリンが美味しいかを回答してもらいました。

結果は、以下の通りでした。
新商品(A)の方が美味しい・・・25人
既存品(B)の方が美味しい・・・15人

やっぱり新商品(A)の方が美味しいんだ!と喜ぶたろうくんでしたが、、

この場合、本当に
「新商品(
A)は既存品(B)よりも好まれる」
という結論を出しても
よいのでしょうか?

あなたは、次の2つのオレンジジュース(A:ポンジュース、B:トロピカーナ)をブラインド(目隠し)で飲み比べた後に、

「この2つのジュースは同じですか?違いますか?
と聞かれたら、何て答えますか?

「2つともオレンジジュースだから、同じ!」と答える人もいますし、
「味がちょっと異なるから、違う!」と答える人もいるかと思います。

今日の話のメインである「Thurstonian Model(サストニアンモデル)」は、この答え方の違いに関連しています。
この概念は、普通の人の頭にはない(というか、普通は考えない)とても面白い概念だと思います。

みなさん、他人と比べて、自分の味覚が優れているかどうか、知ってますか?

気になる方は、ぜひ、味覚診断チョコ、もしくは当協会の味覚診断イベントを試してみてください!

 

味覚診断(官能評価)をする際の評価方法には、
・3点識別法
・2点比較法
・順位法
など、様々な種類の方法があります。評価方法の違いによって、もちろん結果が変わることもあります。

というわけで今日は、代表的な味覚の評価方法について、ご説明します!

砂糖10gを、水90gと混ぜます。
飲みます。
 甘いです!
(これはコカ・コーラの糖濃度と同じくらいです)

次に、塩10gを、水90gと混ぜます。
飲みます。
しょっぱいです!
(これは醤油の塩分濃度よりちょっと低いくらいです)

 

じゃあ、この、すごく甘い10%砂糖水と、すごくしょっぱい10%食塩水を混ぜるとどうなるでしょうか?

甘いような、しょっぱいような、どっちでもなくなるような。

 

正解は・・・

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