激辛がブームです!
コロナで飲食店の客足は減っていますが、
港区の「激辛ストリート」の客足は減っていないとのこと。
このたび日本味覚協会を代表して、激辛ブームの理由や背景を考察させていただき、
2021年5月17日に、朝の情報番組「グッド!モーニング」(テレビ朝日)
にて解説をさせていただきましたので、ご紹介します。
今は第4次激辛ブームと呼ばれていて、
2018年頃から今までずっと衰えることなく続いています。
コロナで客足は減っているものの、
東京都港区の激辛ストリートでは、激辛のお店の客数は落ちていない!とのことです。
※【引用】「グッド!モーニング」(テレビ朝日)
実際に、飲食店が全体的に厳しい環境下だったはずの2020年でも、激辛料理店は増加傾向!
では、なぜ今激辛がブームなのでしょうか。
少しだけ補足をすると、、
辛いものを食べると、ドーパミンやエンドルフィンという脳内物質が放出されます。
これらの脳内物質は、辛味(痛み)を抑える鎮痛作用があるのと同時に、快感をもたらす効果があると言われています。
その快感を求めて、このようなコロナ禍のストレス社会において
ストレスを発散・解消されていると考えられます。
参考記事:辛味の基礎知識~「ホット系」唐辛子と「シャープ系」ワサビの違いは?~
参考記事:辛味が苦手な人の特徴とは~ポジティブな人ほど辛いものが好き?~
なお、今回番組にて放送いただいた内容につきましては、以下の記事にご紹介をいただいております。
参考記事:コロナ禍で“激辛ブーム”再来 なぜ?専門家が解説|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト
【追記】激辛をテーマとした内容につきましては、
5月24日(月)に、福島テレビにて夕方(16:40~19:00)に放送されているテレビ番組
「テレポートプラス」にても解説をさせていただきました。
あわせてご紹介させていただきます。
日本味覚協会では、このような活動を通じてこれからも味覚に関する普及活動に努めてまいります。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
———————————————————————————–
本日のまとめ
・今は第4次激辛ブームブームはまだまだ続きそう。
・ストレス社会に激辛はマッチしている。
・本日(5/25)放送の「家事ヤロウ!!!」にも出演します。是非ご覧ください
————————————————————————————
関連記事:激辛グルメが流行する理由とは?~東京新聞に掲載されました~
関連記事:【辛さのちから】書籍の監修をさせていただきました(辰巳出版)
関連記事:ノンアルと激辛の組み合わせが流行?~TOKYO MX「日曜はカラフル!!!」にて解説しました~
関連記事:激辛と強炭酸が流行!その理由とは?~京都新聞に掲載されました~
関連記事:ネガティブな人の約7割は辛いものが苦手!?~辛味の好みと性格の関係~
1 件のトラックバック