最近暑すぎて、昼間に外で立ってるだけで自分が卵焼きになってしまいそうです!
高校球児は、この暑さの中で野球をしてるだけでも尊敬したくなります。青春はいいですね・・・
さて、みなさん、気がつけば「食欲ないな~」「だるいな~」なんてことありませんか?
夏バテ ⇒ 食欲がなくなる ⇒ さらにバテる、という悪循環に陥る要因として
・暑さによって消化機能が低下する
・汗を多量にかき、水分を摂りすぎ⇒(1) 胃液が薄まる、(2) 体内の栄養バランス悪化
があります。
実は、この夏バテ対策には、ビタミンB1、B2、B6が効果的なのです!
三大栄養素
人間の身体になくてはならない栄養素のうち、特に重要なものと位置づけられている「炭水化物・たんぱく質・脂質」を『三大栄養素』と呼んでいます。
人が生きるためには、この三大栄養素のどれかを摂取しなければなりません!!
今流行りの「糖質制限ダイエット」は、三大栄養素のうちの「炭水化物(糖質)」を摂らずに、脂質やタンパク質を摂る方法であり、決して、すべてを断つことはできません。
ちなみに、たまにニュースでやっているのですが、世の中には何も食べずに生きれる人がいるらしく、 インドの仙人プララド・ジャニさんは、全く飲まず食わずで70年間過ごしてきているらしいのですが
これは、科学的に考えられないですし、夜中にこっそり食べてるに違いありません。見た目も、いかにも胡散臭いです(失礼)
(遺伝子の突然変異で、もしかすると、ミドリムシみたいに光合成できるヒトもいるのかもしれませんが・・・)
プララド・ジャニさんのように何も食べずに生きられる人は夏バテにならないと思いますが、一般人の我々は、夏バテになりがちです。
しかし!!栄養に気をつけるだけで、夏バテは改善できます!!
ビタミンB1の効果
ビタミンB1は、炭水化物(糖質)をエネルギーに変えるのを助けます!
ヒトがエネルギー源として最も摂取する「糖質」の代謝を助け、疲労回復の助けになることから
ビタミンB1・・・疲労回復のビタミン
とも言われています。
ビタミンB1の多い食材
ちなみに、ビタミンB1が不足すると、脚気(昔、国民病と言われていた病気)になってしまいます。
ビタミンB2の効果
ビタミンB2は、脂質をエネルギーに変えるのを助けます!
ビタミンB2は、脂質を燃焼させてエネルギー代謝や細胞の新陳代謝を促進し、皮膚や粘膜の機能維持や成長に関わります。
ビタミンB2・・・発育のビタミン、美容のビタミン
と言われています。
ビタミンB2が多い食材
ビタミンB2を摂り過ぎると、いつもよりおしっこが黄色くなって「病気か!?」と不安になりますが、心配しなくて大丈夫です。
ビタミンB6の効果
ビタミンB6は、タンパク質をエネルギーに変えるのを助けます!
ビタミンB6は、ビタミンB2と似たような効果も多く、皮膚や粘膜の機能維持や成長に関わります。また、ホルモンバランスを整える効果もあり、女性の味方となるビタミンです。
ビタミンB6・・・女性の味方ビタミン
(とあまり言われてはいませんが)、ここではそう名付けることとします。
ビタミンB6が多い食材
ビタミンB2やB6が不足すると、口内炎になりやすいです。
まとめると・・・
「ビタミンB1、B2、B6」は、ヒトのエネルギー源となる「炭水化物、脂質、タンパク質」の代謝を助けるから、夏バテに効果的なのです!
※これらのビタミンは、この「エネルギー代謝」以外の効果もあります。
ちなみに、夏バテ対策として、「クエン酸」も非常に効果的です! クエン酸摂取により、疲労回復しやすくなります!
参照:梅干しやレモン、すっぱい食べ物はなぜおいしい?~クエン酸の機能~
夏は暑いから、つい「そうめんだけでいいや」となりがちですが、今回ご紹介した食材も意識して食べるようにしましょう!
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本日のまとめ
・ビタミンB1は糖質の代謝を助ける。
・ビタミンB2は脂質の、B6はタンパク質の代謝を助ける。
・ビタミンB2を摂り過ぎると、いつもよりおしっこが黄色くなる。
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参考:江崎グリコHP
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